2017年05月08日

軽井沢に住む - 土地を買う その1


都心の30坪は軽井沢の300坪

ちょっと乱暴かもしれませんが、感覚的には妥当かと思います。ただし高すぎない、安すぎない、都心すぎない、標準的土地家屋の場合です。「軽井沢=高級別荘地」という一般的なイメージは、その通りです。ただ、高級な旧軽周辺などから離れると、「級」も下がってきます。そして標準的な土地になると「都心の30坪は軽井沢の300坪」になってくるわけです。

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(御影用水温水路と浅間山)

私たちも軽井沢で土地を探したり家を建てたりするとき、いろいろ調べました。定住された軽井沢ブロガー皆さんの経験談も大いに役立ちました。感謝しています。

そこで私も自分の経験をもとに、これから軽井沢に家を持ちたいという方(とくに私たちのような軽井沢初心者)にとっては役立つかもしれない土地探し情報をまとめてみます。

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(とある売り物件)

あくまで個人的な感覚ですが、軽井沢の土地を以下の3種類に分けると理解しやすいと思います。

(1) 1000平米規制がある土地(第1種低層住居専用地域)(一区画土地面積は303坪以上)。
(2) 1000平米規制が公布される前に分筆された、それより狭い区画(それでも第1種低層住居専用地域)。
(3) 1000平米規制がない市街地(第1種住居地域など)。

軽井沢では、森の中に土地を購入する場合、1000平米規制(便宜上300坪規制とします)があります。この規制が公布される以前に分筆された土地ならば300坪以下のものもあります。数は少ないと思いますが。この規制については、軽井沢に家を建てようと思っている方は、まず不動産屋さんから聞かされることなので、ご存じの方も多いかと思います。

私たちも不動産屋さんから「土地の区画は300坪以上」と聞いて「そんなにはいらない」「手入れができない」と途方に暮れました。紹介された450坪ほどの区画を「半分にしてくれますか」とだめもとで頼んだのですが、当然却下です。条例違反ですから、それは不可能でした。御影用水温水路に近い、希望にかなった物件でしたが、土地、建物それぞれに予算もあり、半分なら買えるのにと泣く泣くあきらめました。(結局、我が家は320坪ほどになりましたが、取っても取っても生えてくる雑草、集めても集めても周囲から飛んでくる流れてくる枯れ葉。手入れは・・・もうあきらめています。)

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(追分の御影用水温水路沿い。格好の散歩コースです。)

さて、3種類の土地ですが、まず(1)と(2)の場合、探す場所は簡単に言えば「森の中」です。したがって、軽井沢中心部や中軽井沢周辺の都市化されたところは、対象外です(それは(3)になります)。

軽井沢に住む、ということは、たいていの場合、「森の中に住む」ことになります。憧れの森暮らしですか。森の中の住人になることについての現実は、以前の記事「軽井沢田舎暮らしパニック!」に書きました。

その2では、「森の中の土地」についてまとめたいと思います。


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posted by ロンド at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽井沢

2017年04月30日

軽井沢田舎暮らしパニック!

私は山梨県甲府市で生まれ育ちました(18才まで)。

どうも東京都心で生まれ育った人たちからすると、山梨出身者は田舎者に入るようです。もっとも最近は、地方都市の生活も素晴らしいという意見や事実もあり、「田舎者」の価値も変わりつつありますが。

武田信玄が治めていたかつての甲斐の国は、昔は「東海道」の一部、現代は「中部地方」ではあるが「首都圏」に含まれている。つまり古来から中部よりは東海や関東との結びつきの方が大きかったわけです。

新宿から特急で甲府まで1時間40分。将来は品川から25分です(リニアのことです)。山梨は東京のお隣さんです。

甲府市は、甲府盆地の北側に位置し、盆地ですから平らです。

私の祖父母の代には、すでに賃金生活者であって、父方も母方も「祖父母」の家(両者とも、甲府のいわゆる下町のような場所にありました)に行っても畑があるわけじゃない。私自身も生まれたときから「水洗トイレ」のある当時としては近代的な鉄筋コンクリート集合住宅に住んでいました。

だから、子供の時から田舎生活などしたことはない、薪割りなどしたこともない(テレビ・映画以外で実際見たこともない)、草刈りもしたことない、DIYもしたことない、野生生物がまわりにいたこともない、坂のあるところに住んだこともない、ないないづくし。

それなのに、なんで「田舎生活の本場」である「軽井沢」のしかも「追分」に住むことになったんでしょうか・・・。

なんで追分が「田舎暮らし」かというと、

(1) 下水道がない。浄化槽を自分で設置する(補助金は出る)。すべての排水・下水は地中処理。素晴らしいローテク!

(2) 接道が舗装されていない。野趣味があっていい、というのは別荘住人の言。こっちは毎日生活するのだから、舗装してほしい。

(3) 虫や動物がたくさんいる。蝶々とかトンボとか、そういう風情のある生き物ではなく、臭いカメムシとか、植物を荒らすアブラムシとか、殺人的スズメバチとか、さらには野ねずみ、モグラ、蛇、猪、狐、狸、猿、熊・・・・・「もののけ姫」の世界じゃないか!

(4) 庭に芝を貼ったら雑草取りで毎日這いつくばる、という話が笑い事でないことを知る。

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(つくばから取り寄せた野芝)

(5) 薪ストーブを設置したら、薪割りしなくては。斧!! 使い方を間違うと、危ないよ。

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(6) DIYをしなければならない。無駄に敷地が広いから(軽井沢は1000平米以下で土地を売ってはいけない場所が多い)、柵とか薪棚とか作らないといけないし、ウッドデッキなどの木部の塗装も定期的に必要になる。したがって、道具も一揃え必要になる。

この年で、草取り、芝刈り、薪割り。腰がもちません。体中筋肉痛です。生まれて50年以上やったことがないことを、(好きなわけではないのに、必要に迫られ)やり始めるわけですから、無理があります。

昨年末、ログラック(市販の薪棚)の屋根を自作して腰に負担を掛け、さらに雪が降って雪かきしたら、椎間板ヘルニアになってしまった。動くと激痛が走り、鎮痛剤飲みながら椅子に座ってiMacを前に仕事を続けなければならなかった地獄のような一週間でした。幸い、比較的軽度とのことで、3ヶ月もすれば飛び出た軟骨は元に戻るそうで、一安心。

締め切り(納期)に追われる本業を抱えながらのこれら野良仕事は、スケジュール調整に頭を悩ませ、どうしてこんなことに、と嘆いても遅いです。

私は山梨の田舎者ですが、ずっと都市生活者だったので、田舎生活の素人です。

じゃあ、なんで軽井沢に来たんだ、と怒られそうですが、それはまた別のお話ということで。

でも、追分に定住して素晴らしいこともあります。

(1) 毎朝、朝日とともに鳥のさえずりで起こされる。
 毎日が、人生で一番気持ち良い目覚めです。いろんな鳥の鳴き声が聞こえます。時代劇でよく出てくる「ピーヒョロヒョロ」という空を舞う鳥(トビだということがわかりました)が本当に見られる。

(2) 敷地が広いので、芝生を作って、思う存分犬を走らせられる。
 芝生以外に、花壇でも家庭菜園でもなんでも作れます。

(3) キツネやキジやリスを間近で見られる。
 至近距離で遭遇したときは、胸が躍ります。怖くはない小動物でもありますし。でもキツネに遭遇したときは、本当に魔力を持っているかのように感じました。

(4) 家にいながら、新緑や紅葉、 自然の変化や四季の移り変わりが見られる。
 真っ白なパウダースノウ。真っ青な空。天文学者になれそうな星空。夜中に庭を煌々と照らす満月の光。

(5) 浅間山の雄大な姿が毎日見られる。
 ちょっと雪が残っていて、ちょっと噴煙が上がっているときが、一番美しいです。

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(6) 車をあまり気にせず大自然の中を犬と散歩できる。
 とくに御影用水温水路沿いの散歩道は、緑に囲まれた水の流れにゆったりとした気分になります。

自然が好きで、アウトドア派の方には、最適な場所です。おまけに日本屈指のリゾートである軽井沢(旧軽あたりのことですが)もすぐそば。住んでるところが観光地です。

軽井沢「田舎暮らし」を本格的に始めて一年目の田舎素人には想像を超えて大変な毎日ですが、腰くだけにならないよう頑張っています!


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posted by ロンド at 17:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 軽井沢
プロフィール
ブログネームは、ロンド。 2013年に東京の多摩ニュータウンから軽井沢の追分に移住。今年還暦に。 同居人は、妻とトイプードルのリュウ。 ロンドは、フリーの翻訳者(日英)。自宅にてiMac を駆って仕事。 リュウ(13歳)は、運動不足のロンドを散歩に連れ出すことで、健康管理に貢献。 御影用水温水路の風景に惹かれて、「軽井沢に住むなら追分」となった。